プレミアムジルコニアの6つの特徴
「丈夫である」「生体親和性が高い」といった特性に加え、「天然歯に近い白さを再現できる」という審美性においても優れた点を持っているため、ジルコニアは歯科治療の新しい可能性を開くものとして注目されている新素材です。
まるで天然歯のような審美性
ジルコニアは、「白い金属」と呼ばれるほどに、優れた強度を持ちながらも白さ(色)、つや、光透過が高く(透明感がある)、天然の歯のような自然な仕上がりになります。
その美しさは、年月がたっても変色をすることがなく、また、金属のフレームを使わないので、歯ぐきとの境目に黒ずみ(ブラックマージン)が出ることもないので、ずっと美しい歯のままで使い続けることができるのです。
衛生的でメンテナンスが簡単
ジルコニアの表面構造は、非常に滑らかです。そのため、細菌の付着が少なく、プラークコントロールがしやすく、長く衛生的に使い続けることができます。
また、ジルコニアは「セルフヒーリング効果」といって、万が一、亀裂が生じたときでも、亀裂の先端に位置する部分の結晶が変化して亀裂を閉鎖し、その進行を抑制する自己修復というべき機能を持っています。
しっかり噛める強度
従来のセラミックは、高い硬度は持っているものの柔軟性が低いために、強い力が加わったときに割れたり欠けたりしてしまうことがありました。
ところがジルコニアは、従来のオールセラミックと比較して10 倍以上もの硬さに加え、弾性(しなやかに曲がる能力)に優れているので、大きな力を分散させる作用を持っていて、そう簡単に割れたり欠けたりしません。
信頼のおける世界的な実績
ジルコニアは日本に先駆け、海外では広く歯科に取り入れられており年間500 万以上の症例に使われているにもかかわらず、トラブルの報告が無い信頼のおける素材です。
安心の生体親和性
お口の中に入れるものだから、強度や見た目の美しさ以上に大切なのが安全性。ジルコニアは生体親和性が高く、人工関節としても20 年以上使い続けられている臨床実績がある安心できる素材です。
また、ジルコニアセラミックは、一切の金属を使っていないので、金属アレルギーが起こることが無いのも安心できます。
歯に負担をかけない軽さ
とても軽くて、自然な噛み心地が得られるのもジルコニアの優れた特徴のひとつ。
「詰めものや被せものに軽さなんて必要なの?」と思うかもしれませんが、実はこの軽さはとても大事で、詰めものや被せものが重すぎるとお口の中にストレスを与えるのです。
ジルコニアは、金属の3分の1ほどの重さしかないので、歯にかかる負担も約3分の1に抑えることができ、何も付けていないかのような軽さと自然な噛み心地が手に入ります。